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日本を代表する写真家が亡くなられた

2024年01月05日

業界の先輩として、多くの写真ファンが目指した作家が亡くなられた。篠山紀信 この方を知らない人はいるのか。
常に時代の今、旬にこだわる写真家だった。

私は幸いにして、30代の頃、芸能事務所を営んでいたこともあり、モデル撮影で篠山さんの現場を何度も経験した。
さらには写真家の野村 誠一さんや、山岸 伸さんなど多くの写真家の方々と、仕事をすることができた。
 
現場でシャッターをきる光の瞬間に出会うことができた。

今の私があるのは、
その方々のお陰なのです。

その影響もあってか、
私は人物写真が好きです。というより、人物にしか興味がない、撮れないのかもしれない。
自然は人の先にある背景のように感じてしまっていた。ですが、奄美に30歳から行き、撮影し、島と生きてきた事で、自然界の生命力は私に多くの影響を与えました。

素晴らしい写真家に、直接現場で写真の魂を教えてもらったことを誇りに思っています。

私が写真家で在ること、被写体の先に、その人の未来を感じ、見えるからだと思う。
篠山紀信、あなたが残した時間の数々に感謝いたします。安らかに、安らかにお眠りください、ご冥福をお祈り申し上げます。

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